ぎゃーっ！

それは何でもない昼下がりでした。

車校の技能教習中でのこと。

路上に出るためにエンジンオイルなどの残量確認
ランプ点灯の確認を済ませ
私が運転席
教官が助手席に乗り
ドアを閉めた瞬間に事件は起こりました・・・

「ジジッジジジジッ」
・・・・・車内から奇妙な音・・・・

((((；ﾟДﾟ)))))))！！！！

教官のおしりの隣に
セミさん同乗しとるがな！！

「ぎゃぁぁぁっ！」
私は思わず品のない悲鳴を・・・

そして、運転席側のドアにこれでもかってぐらい張り付いてました。

教官は笑いながら
「怖かったら車降りてもいいよ」
と言いながらセミさんをつかみ
私は光の速さで車から降り、
教官はセミさんをお外に放してあげました。

その時私は、教官を眺めながら
（うちの親父にはできない芸当だな・・・）
と感心・・・・

そのあと教官は
「いやー、凄いハプニングだったね。」
といたって普通。

実際に路上に出た後も奇妙な人と車（端的にいうとルール違反者）に遭遇。





いや・・・
こういう時に男性がしっかりしていると
女ってグッときますよねって言う。

涼さん、
Gとは戦えるんですけど
基本虫って無理なんですよね・・・・
セミとか小っちゃいころから触れなくて
親に「見てーとったよー」
とドヤ顔で抜け殻を見せていたという・・・
しかも母親の話だと
抜け殻も最初は触れなかったらしい・・・・